[コミック雑誌版]新選組凄春記第12話

“幕末、夜明け前の若者をかき立てた夢の数々と翻弄された若い命―…”――上洛する公方様(将軍)の警護のため京に集まった「壬生浪士組」の面々。
ところが、浪士組の立案者である清河八郎は「将軍の警護はあくまで建前。
浪士組上洛の真意は、尊皇攘夷のさきがけたることだ」という。
何が白で何が黒か…揺れに揺れた時代の中で、新選組は産声をあげた! 風雲に乗じた新撰組隊士の、鮮烈な青春!!“カブキ野郎の無鉄砲人生!”――惚れた女のためにカタギになろうとした、忠の市一家の<辰蔵>を捜しだすことが今回の寛治の仕事なのだが、ツボ振りとして一家にもぐり込んで早一ヶ月にもなろうとしていた…。
“金太丸”という強え〜味方がある寛治だが、一発かましたハッタリ渡世の出目は!? 暴発必至! 裏長屋にわいたハンパ野郎にも五分の魂!!“連綿と続く石の血族…秘技を伝える馬淵と穴太。
二族が歩む修羅の道!!”――右近と天空は西四国南浦・石垣の村に辿り着いた。
そこで彼らは石垣を見聞するため、棚田の石垣修理に従事した。
石の衆同志打ち解け、ひとときの安息を得る右近。
そんな右近を遠くから狙う黒い影が…!! 石の血族の使命を果たすため、三百年も潜み続けた馬淵の“草”がいた――。
“人生いかに生きるべきか!? 異色列伝・無名の人々!”――主君ご秘蔵の唐犬・仁王丸が突如乱心、襲いかかってきた!! それを惨殺してしまった小助は、即刻打ち首になるところを取調べとなり、厳しい拷問にかけられることとなった。
御犬様狂乱の裏に蠢く陰謀! 条理をつらぬいた男の意地と誇り、命がけの真心! 犬組小助の物語は加賀前田藩に伝わるという――。
“劇画の極北をきわめたもう一つの新選組”――文久三年六月京都から始まる物語り。
新選組隊士たちの時間は、刻々と流れゆく…血の匂いをその身に纏いながら…。
七十年代・劇画が青春だった頃――。
もう一つの新選組『日々の興奮』は発表された!続きはこちらから⇒ttp://www.ebookjapan.jp/shop/book.asp?sku=60008548